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弥勒石(明日香村)

拝むと下半身の病気が、と言い伝えられる巨石

明日香村は日本の歴史の宝庫であり、また、石舞台古墳や亀石、酒船石に代表される、謎と伝説に包まれた巨石を見物して回れるのも魅力です。

 

そのひとつが「弥勒石」。飛鳥川の右岸にある高さ約2.5mの巨石で、どことなく頭があり、胴体があり、顔と思われるところには、目? 口?と思われる細工跡を見ることができます。

 

弥勒石を祀るほこらと腰掛けがしつらえられた休憩所があり、弥勒石の周りには、草履がずらりと奉納されています。なぜ草履? そばにある解説看板には「弥勒石を拝むと下半身の病気が治るといういい伝えがあり、」と書かれています。

 

脚の不調を解消したいことはもとより、ずっと健脚でいられますようにとの願いが、奉納されている草履に込められているのでしょう。

 

ところで、弥勒石の弥勒とは、おそらく弥勒菩薩のことだと思われます。弥勒菩薩は、現在仏のゴータマ・ブッダの次にブッダになる菩薩様で、ゴータマ・ブッダの入滅後56億7000万年後にこの世に現われ、人々を救済するとされています。

 

弥勒石の周りは、春になると桜や花桃、菜の花などで彩られ、少し川上に歩くと、飛鳥京跡苑池遺跡、飛鳥宮跡(伝飛鳥板葺宮跡)といった史跡を見学することができます。

 

「酒船石」の詳細情報はこちらです。


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