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奈良の昭和遺産②「D51蒸気機関車(王寺町)」(昭和19年製造)

鉄道ファンでない人もD51の雄姿にワクワク!運転室にも入れる、リアルな体験!

奈良県内で初めての鉄道が開通したのは明治23年(1890年)12月のこと。路線は王寺‐奈良間で、王寺村(現在の王寺町)に王寺停車場が開業しました。そんなことから、王寺町は、奈良県内だけでなく、全国の鉄道ファンに「鉄道のまち」として知られています。

 

JR王寺駅北口から徒歩約6分に位置する舟戸児童公園には、昭和19年(1944年)製造のD51形蒸気機関車が展示されています。運転室に入って、運転席に座ることができ、子どもはもちろん、大人も童心に帰ってワクワクさせられます。

 

D51形は旅客向けではなく、主に貨物輸送を担った蒸気機関車です。「デゴイチ」の愛称で親しまれ、現在、SLやまぐち号(JR山口線)などが観光向けに運行されています。

 

舟戸児童公園のすぐ両脇をJR関西線(大和路線)や近鉄田原本線が走り、鉄道のまちの公園として雰囲気は抜群。春には桜が咲き、D51と桜が重なるシーンを撮影しようと、写真家からも注目されています。
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