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高松塚壁画館(明日香村)

世紀の大発見!高松塚古墳の極彩色壁画(模写)などを展示しています。

国営飛鳥歴史公園高松塚地区にある展示館。その名の通り、高松塚古墳壁画に関する資料(壁画模写など)、模型、副葬品の複製などが展示されています。

 

高松塚古墳は7世紀末から8世紀初頭にかけて(694年~710年)築かれた二段式の円墳です。高さ約5mですが、公園内の坂の下から見上げると、そびえる姿が堂々としています。

 

1972年の調査で見つかった極彩色の壁画が有名で、日本の考古学史においてトップクラスの大発見でした。きらびやかな壁画に見守られて眠っていた被葬者ですが、残念ながら誰なのかは特定されていません。

 

高松塚古墳は1973年に特別史跡に、極彩色壁画は1974年に国宝に指定されました。

 

壁画館には高松塚古墳壁画の現状模写、一部復元模写、棺を納めていた石槨の原寸模型、太刀装飾金具や海獣葡萄鏡といった副葬品のレプリカなどが展示されており、多くのロマンが詰まった高松塚古墳の全貌が紹介されています。


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