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仏教伝来之地碑(桜井市)

仏教の経典や仏像が日本初上陸したのは、ここ。

桜井市金屋の初瀬川河川敷周辺は、かつて海柘榴市(つばいち)と呼ばれ、大陸から日本海を渡ってくる船が大和川をさかのぼって到着する船着場があった場所だとされています。

 

『日本書紀』によると、欽明天皇の時代(6世紀半ば頃)、百済の王の使節がこの地に上陸し、釈迦仏の像や仏教の経典を天皇に献上し、仏教を勧めたといいます。

 

これが日本における仏教伝来とされ、以後、天皇や聖徳太子ら為政者に信仰され、日本の宗教的な精神形成に大きな影響を与えました。これを顕彰して、初瀬川のせせらぎが聞こえる堤の桜の並木を背景に、仏教伝来之地碑が建てられています。


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