春日大社　萬葉植物園（奈良市）

昭和7年、萬葉集にゆかりの深い春日野に昭和天皇の御下賜金を頂き、開園。萬葉集に詠まれた約300種の萬葉植物（草・木・花）が植栽され、四季折々に可憐な花景色を織りなしています。

園内は約9000坪あり、萬葉園、五穀の里、椿園、藤の園に大きく分けられています。特に、春日大社の社紋である藤の花にちなみ、藤の園には20品種・約200本の藤が植えられ、例年4月下旬～5月上旬に見頃を迎えます。

萬葉園の中央には池があり、そこに浮舞台が設けられています。浮舞台では毎年5月5日と11月3日に、萬葉時代の華麗な風情を伝承する雅楽・舞楽が「萬葉雅楽会」として奉納されます。

萬葉時代や萬葉歌に思いを馳せながら、古来の植物を楽しんでください。

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