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きょうは何の日「10月①:日本酒の日/都市景観の日/木の日/鉄道の日」

ふと、「きょうは何の日だっけ?」と気になるときがありませんか。○○の日とか、◇◇記念日とか、1年365日(4年に一度は366日)は何らかの「日」に当たっています。それぞれの由来は、数字の語呂合わせや発祥の日などさまざま。ここでは、奈良の歴史や出来事、モノ・コトに縁のある「きょうは何の日」を集めてみました。「そうだったのか!」「なるほど!」のネタにしてください。

【10月1日「日本酒の日」】

 

 

古来、10月から各地で酒造りが始まることから、10月1日を酒造りの“元旦”として祝う風習があり、1978年、日本酒造中央会がこの日を「日本酒の日」と定めました。その清酒発祥の地をうたう奈良県。総務省の家計調査によると、都道府県庁所在地および政令指定都市の酒類消費ランキング(2017年~2019年平均金額)では、全52市中、奈良市は40位。清酒は25位で、ビールは45位でした。

 

奈良では自分呑みにも、お土産にも最適な地酒や地ビールが造られています。清酒発祥の地の誇りを胸に、さらなる消費拡大に期待です。

 

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【10月4日「都市景観の日」】

都市景観を大切にし、その意識を高めることを目的に、1990年に制定。10月4日は、「10(と)」「4(し)」の語呂合わせです。「ひと、人工物、自然」がそれぞれに尊重され、秩序ある調和が保たれて、良好な空間が醸成されることを表したシンボルマークもあります。

 

これにちなみ、国土交通省は都市景観大賞を選定。「都市景観100選」(平成3年度~平成12年度)には、奈良公園界隈、奈良町(ともに奈良市)が選ばれ、平成13年度から始まった同「美しいまちなみ優秀賞」(平成14年度)には、伝統的建造物群保存地区の今井地区(橿原市)が選ばれました。現在は同「都市空間部門」「景観まちづくり活動・教育部門」で都市景観に優れた地区や景観制度による取り組みなどを表彰しています。

 

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【10月8日「木の日」】

「十」と「八」を合体させると…「木」になることから、この日が「木の日」と制定されました。1977年のことですから、歴史ある記念日といえます。

 

木々は山を支え、水を溜め、二酸化炭素を吸収して酸素を放散し、人々に緑の癒しを与え、秋には鮮やかな色彩で楽しませてくれます。さらに、木造の家屋・建築や家具などに木材を供給し、優れた資源としても活用されています。一方で近年では林業の衰退や間伐されない放置林など課題が山積しています。環境面の配慮からも「木々を守る・使う・育てる」ことが期待されています。

 

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【10月14日「鉄道の日」】

1872年10月14日、新橋駅と横浜駅が日本で初めて開業した鉄道によって結ばれました。この日を起点に、鉄道開業50周年となった1921年の同日、東京駅に鉄道博物館がオープンし、翌年には「鉄道記念日」が制定されました。1994年に現在の名称「鉄道の日」と改称。毎年10月に近鉄が主催する「きんてつ鉄道まつりin五位堂(香芝市)」など、各地の鉄道事業者らが記念イベントを企画・開催しています。

 

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