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喜光寺

行基創建。「試みの大仏殿」と称される本堂は東大寺大仏殿のモデル?

養老5年(721年)、行基菩薩によって創建されました。行基建立の四十九院のひとつとされています。菅原道真の生誕地と伝わる菅原の地にあることから、創建当初は「菅原寺」と呼ばれていましたが、聖武天皇が参詣された際に本尊から光が放たれ、それを喜ばれた天皇から「喜光寺」という寺号を賜ったそうです。

 

聖武天皇は天平15年(743年)に大仏造立の詔を発せられ、東大寺大仏殿のひな型として建てられたとの伝承がある喜光寺の本堂は“試みの大仏殿”とも呼ばれています。

 

行基は喜光寺を拠点に東大寺造立の指揮をとりましたが、残念ながら大仏開眼供養(752年)に参列することなく、天平21年(749年)に喜光寺で生涯を閉じ、現在は「竹林寺」(生駒市)に眠っています。
喜光寺は蓮の寺としても知られ、6月中旬から8月中旬まで約80種250鉢の蓮が楽しめます。

 

重要文化財:本堂/阿弥陀如来像(ご本尊)

 

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