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伝香寺

天平宝亀年間(770~780年)、鑑真和上の弟子思託(したく)が創建した「実円寺」が前身と伝わります。現在の寺は、天正13年(1585年)に戦国大名 筒井順慶(つついじゅんけい)の菩提を弔うために、母の芳秀(ほうしゅん)尼が建立を発願し、唐招提寺の泉奘(せんじょう)長老を開基として再興されたものです。その際、寺号が「伝香寺」とあらためられました。以来、筒井氏の菩提寺となっています。

 

本堂は再興当時のもので、重要文化財に指定されています。有名なのは地蔵堂に祀られた客仏の裸形地蔵菩薩立像で、文字通り全身一糸まとわぬ珍しいお姿です。安貞2年(1228年)に造立されたこの像の体内には、釈迦如来や薬師如来、十一面観世音菩薩が納められており、合わせて四尊の霊験を兼ね備えています。通称“はだか地蔵尊”と親しまれるこの地蔵さまですが、毎年7月23日の御更衣(おころもがえ)法要では、真新しい御衣に着替えられています。

 

境内にある椿は、東大寺の糊こぼし、白毫寺の五色椿とともに奈良三名椿の一つで、桜の花びらのように散るところから“散り椿”、またその潔さから“武士(もののふ)椿”とも呼ばれています。3月下旬から4月上旬が見頃です。

 

宗派:律宗
重要文化財:裸形地蔵菩薩立像/本堂

 

<主な年中行事>
◎7月23日  地蔵会/地蔵菩薩御更衣法要

 

<関連リンク>
◎春が香る奈良の花めぐり