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山田寺跡(桜井市)

飛鳥時代を代表する大寺院の跡地。金堂や塔、回廊の面影をイメージしてみてください。本尊の頭部(仏頭)は興福寺で公開されています。日本遺産「最古の国道」構成文化財。

641年~685年にかけて建立・完成した、飛鳥時代を代表する山田寺の跡地。当時右大臣の要職にあった蘇我倉山田石川麻呂(そがのくらやまだのいしかわまろ)が発願し、死後その遺志を継いで、天武天皇によって本尊丈六仏の開眼供養が行われました。

 

発掘調査では、東西118m、南北187mの寺域を有し、南門、中門、塔、金堂、講堂、回廊などがあったと明らかになりました。調査結果から判明、あるいは推察された山田寺の全容は、案内板に描かれています。

 

奈良市の興福寺・国宝館に常時公開されている「銅造仏頭」は、元は山田寺の丈六仏で、興福寺再興期(鎌倉時代)に東金堂本尊薬師如来像として迎えられた仏像の頭部です。

 

興福寺に迎えられた後、火災に遭いましたが、仏頭は台座に納められており、昭和12年(1937年)に“発見”されました。頭部のみとはいえ、造立年代が明らかな白鳳時代の仏像であり、貴重です。

 

また、発掘で見つかった、倒壊した東回廊の「連子窓」は飛鳥資料館に展示されています。
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